東村アキコさんの『東京タラレバ娘』の最新シリーズ第1巻!
『東京タラレバ娘』は脚本家の倫子たちアラサー女子3人が幸せを求めて濃いに仕事に悪戦苦闘する姿が描かれている物語でした。
先日記事にも書きましたが「リターンズ」が発売されて驚きと面白さを改めて感じることもできました。
なんと「シーズン2」が始まるということで今度は令和の東京を舞台にした新しい物語らしい。
簡単なあらすじ・説明
令和の東京を舞台に、アラサーのフリーター廣田令菜が、昭子に連れられて訪れたボーイズバーのイケメン店員のよしお達と出会ったのをきっかけに、自分の名前に似た年号と共に変わろうと夢を探して奮闘する姿が描かれています。
連載雑誌公式サイトで試し読み(無料)→https://kisscomic.com/c/tararebaS2.html
ここからネタバレ注意!
東京タラレバ娘 シーズン2の感想(ネタバレ)
令和の女と言っても令和生まれの女性なわけではありません。
今の30歳の世代でぎりぎり昭和生まれで3つの年号を生きることになるわけです。
そんな令菜さんの奮闘記。
20代前半がたくさんいるイケメンバーにいくのですが、皆の名前が、
よしお!!!
笑いました。同じ名前もそうですし、なぜよしお?!
いい男だから「よしお」なのでしょうか?
とにかくよしおがたくさんいて、10号まで笑
それにしても20代前半の男ってきっと女性からしたら価値があるものなのかもしれないですね。
男の子どもっぽい部分(幼い部分)は変わることなく、歳を重ねていく人多いからその幼さが「20代前半」という年齢はちょうど許せるというかマッチする年齢なのかもしれません。
あとは幼さを補えるプラス部分を男はもっておかないと一気に引かれるのでは?!
怖い怖い。
でもたくさん笑いました。
よしおたちのキャラクターもそうだし、タイムカプセルを探して見つからなかった場面のシュールさも、いつの間にか森田さんからレイチェル呼ばわりされているのも、色々な部分で笑いました。
さて、面白さはたくさんあったのですが、考えさせられる名言もありました。
世の中の女性は大きく2つに分けられる
自分の目の前にいる男達の中から一番好きな男を選べる女と
そこからは選べず目の前にいない理想の男を追い求める女
これは男はどうなのでしょうか。
自分にとって大事な軸がそれぞれあるということは同じなのだと思います。
夢だったり、家族だったり……。
タラレバ1と同様に次巻が楽しみで楽しみで仕方ないシリーズです。
しかもタラレバ1の3人娘も同じ時空で存在しているそうです。どこかでバッティングするのでしょうか。
3人がどうなっているのかも楽しみ!
終わりに
こういうぶっちゃけた感のある物語、面白いです。
男は同世代と呑んでいるとわりとかっこつけて演じている感が大きい気もします。
だから出会い系とか婚活必死になってやっているけど、言葉では「まぁ、なんとなく暇つぶしに登録してみた」ようなことをたまに聞きます。
漫画みたいにオーバーリアクションで進められないけど、読んでいると本当面白くて「分かる分かる」なんて笑ってしまったりします。
東村アキコさんの『かくかくしかじか』も好きだったし、とてもはまっているなぁと改めて思いました。