妻は他人という言葉から何を連想しますか?
パートナーのあら捜しとか喧嘩話とかそういう漫画ではありません。
むしろ逆!
ひとりでいるよりもふたりそれぞれが気持ちよく毎日を送れるような関係が描かれています。
教訓とかそういうことではありません。
お互いがお互いに興味を持って近すぎないけれども身近な関係の雰囲気は素敵。
きっとぱらぱらとでもめくってもらえればすぐに魅力に気付けるような本です。
妻は他人の説明
筆者さわぐちけいすけさんの夫婦エッセイです。
漫画で描かれています。
『妻は他人』が2冊、『人は他人』が1冊出ています。
ツイッターで人気を博してフォロワーはこのエッセイによると20万人弱いる人気アカウントです。
ツイートされた内容プラスして書き下ろした内容も収録されています。
妻は他人の感想
何気にシリーズ全て購入しています笑
小学生くらいの時は将来、自由気ままに振舞っても凹凸みたいに噛み合う人と結婚してなんて妄想してましたが、高校生くらいには早々にそれが間違いだったと気づき(付き合ってた彼女に振られる)、それが今思えばいい具合に強烈なダメージを与えてくれて、少しずつ変わっていきました。
今でもまだまだですけど、このエッセイの奥さんや人との距離感は心地いいです。
違う人間だから同じ感覚にはなりきれないけどなるほどなるほどと思う部分は多いです。
私的には相手の好みや考えを理解できなくても否定せず認めることは大切だと思っています。
この本の中に出てくるお互いの嫌いなことを二人で共有するという考えはなるほどなーって思いました。
私の周りには離婚してる人多いし、どろどろの調停中の人もいる。親は離婚してより仲良くやってる感じもあります。
だからパートナーがいることが絶対とは思いません。
人それぞれだから。
でも人付き合いの中で他人のことを考えられずに生きるのはもったいないとは思っています。
読書もそうですが色んな考えや感覚に触れるのは面白いから。
このエッセイは著者の感覚に魅力があるから支持を集めるのだと思います。私も含めて。
タイトルにびってきた人は軽い気持ちで読めるので体験してみると面白くて、もしかしたら目から鱗な感覚に触れられますよ♪
あ、Twitterやってる方でしたら本の元ネタがツイートされてるので気になったら確認してみるといいと思います。
終わりに
私は結婚していませんがこの本を読みお互いがのびのびと生活している姿が描かれていて単純に「あぁ、なんかいいなぁ」と感じました。
ふたりでいて暗くなってしまったり、後ろ向きになってしまう関係だとパートナーとどうというよりも人生を楽しめないように思えます。
自分中心で相手を変えるのではなくて、相手の気持ちに興味を持ってそのうえで相手と自分を大切に過ごしていけるような感覚を大事にしよう。