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「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」レポート

「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート」展に行ってきました!

東京駅から新幹線でおよそ3時間。前泊して、ちゃっかりラーメン食べたり鴨川散歩したりして行ってきました。

ただ今回の目的は一つ!

先日投稿した原田マハさんの『20CONTACTS 消えない星々との短い接触』で登場した巨匠など日本と世界のつながりを感じられるようなアーティストの世界を堪能してきました!

原田マハ『20CONTACTS 消えない星々との短い接触』感想猪熊弦一郎、ポール・セザンヌ、ルーシー・リー、黒澤明、アルベルト・ジャコメッティ、アンリ・マティス、川端康成、司馬江漢、シャルロット・ペ...

「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート」展の概要

「ICOM 京都大会2019 開催記念 CONTACT つなぐ・むすぶ日本と世界のアート」展

2019 9/1sun.-9/8sun.会期中無休

総合ディレクター・原田マハ(小説家)

会場・清水寺(成就院、経堂、西門、馬駐)

開催時間 7時~18時(最終入場は17時) 入場料 大人1,800円、子供(小学生以下)無料 ※トークイベントは別途チケット有

原田マハさんとゲストのトークイベントは9月2日には竹中直人さん、4日は山田洋次さん、6日は桂南光さん、7日は御立尚資さんと様々な業界で活躍されている方とのアート談義です。

こちらは受付で渡されたチケット、パンフレット、トークイベントの参加証です。

展示作家について

猪熊弦一郎、ポール・セザンヌ、ルーシー・リー、アルベルト・ジャコメッティ、アンリ・マティス、川端康成、司馬江漢、シャルロット・ペリアン、バーナード・リーチ、濱田庄司、河井寛次郎、棟方志功、手塚治虫、オーブリー・ビアズリー、ヨーゼフ・ボイス、東山魁夷、宮沢賢治、三島喜美代、荒木悠、武宮惠子、オーギュスト・ロダン、森村泰昌、三嶋りつ惠、河井寛次郎、ミヒャエル・ボレマンス、ゲルハルト・リヒター、加藤泉、小津安二郎(順不同)

日本と世界のアーティストがジャンルを超えて集結しています。

夢のようなラインナップ。清水寺の一部を使った小さな空間に濃密な内容が詰め込まれていました。

展示品についての感想

展示場所は4か所で、

①成就院

②経堂

③馬駐

④西門

馬駐と西門にあらわれているひとがたは加藤泉作品です。

縄文的な空気をまといつつ、古代エーゲ海の彫像の清澄、アフリカのプリミティブ・アートの素朴、ピカソの革新を併せ持つ。そしてゴッホの情熱も。相反する要素であっても「アートなら全部辻褄が合う」と加藤は言う。清水寺にもピタリと息を合わせてくれた。

成就院、経堂に展示されている作品は色とりどり、様々な空気が流れています。

川端康成の手書き原稿や手塚治虫の原稿(ブッダの冒頭のうさぎが自らの身体を燃やして捧げるシーン)、宮沢賢治の手帳、マティスやジャコメッティの作品など1つ1つの作品に魅入ったのはもちろんなんですが、清水寺を舞台として1つの空間としてそれが並べられていることがこのイベントの趣旨みたいなものを感じられて、

「ずっと」心地よく回らせてもらいました。

作品同士の結びつきも一つのストーリーのように感じられる部分がいくつもあります。

例えば、マティスに憧れた猪熊弦一郎の作品が並べられた奥にマティスの絵が飾ってあったり、浮世絵に影響を受けたビアズリーの印刷絵「イエローブック」の横には文学と美術のコラボレーションを引き継いだ日本での同人誌「白樺」が展示されていました。

バーナード・リーチ、濱田庄司の陶器が並んでいたのも印象的でした。

ストーリーがありますね!

映像作品もあってフランス人外交官・ピエール・ロティの日本滞在記を日本の観光地の映像に置き換えて見せる荒木悠さんの作品は3画面並んでいてとても長く観ていたと思います。

とてもピエール・ロティの言葉にマッチした観光地の映像で過去も現在も日本も西洋も絶妙に繋がったポイントに見入っていました。

たくさんのコラボ、時代と共に受け継がれてきたもの、影響を与え合った結果として今があるということを感じさせてくれる展示内容で堪能しました。

トークイベントについて

トークイベントは原田マハさんと桂南光さんで、お二人とも並々ならぬアートへの想いが伝わってきて、2人とも話が止まらない笑 お互いにあれもこれも話したい感じでそれがとても面白くて本当短く感じた60分でした。

桂南光さんは「絵のことはよく分からない」と言いながらも自身の番組「ちちんぷいぷい」に美術のコーナーを設けるほどです。

マハさんとの出会いから海外の美術展で南光さん夫婦やグループと一緒になったエピソードなど終始笑いが絶えないトークイベントでした。

南光さんはさすが話が面白い。とめどなく面白い話が出てくる出てくる。それに対してマハさんも絵画についてサポートを入れたり、時々流れを奪ったり掛け合いも面白かったです。

特に印象が残ったのは南光さんの岡本太郎と仕事した時の話でした。

実際の岡本太郎さんのオンのぶっ飛び具合とオフとのギャップを当時のモノマネみたいにして話していらっしゃって大笑いでした。

南光さんが千葉県の佐倉にある川村記念美術館のロスコに魅了されましたという話があってこれは自宅から行きやすいので行ってみようと思います。

終わりに思ったこと

とても暑い日でしたが、修学旅行の中学生の集団が顔真っ赤にして上ってるのを見るとなんか汗かいてる自分もこういうのもいいかというような気分になりました笑

何かに熱中して歳を重ねている大人の姿は素敵だと改めて感じています。

何を自分に積み重ねていくのかは本当自由で、その分、自分だけの色になっていくのだと思います。

30代、40代、50代と自分の好きや大切な部分での努力や勉強を積み重ねていこうと改めて感じた1日でした。

時には清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちも人生には必要かも……なんて。

ABOUT ME
一蔵とけい
一蔵とけい
社会人の本好きです。現在、知的障害者の支援施設で働いています。 小説を読むことも書くことも大好きです。読書をもっと楽しむための雑記ブログを作りたいという気持ちで立ち上げました。

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