『大家さんと僕』、涙の続編です。
お笑い芸人の矢部太郎さんが描く大家さんとの日々です。
大家さんとの出来事を元にして創作された話です。
新潮社にできた特設ページの矢部太郎さんの言葉、
大家さんと僕が出会う前も、僕はしあわせでした。でも大家さんと出会って、僕はしあわせになりました。
この言葉が胸をつらぬきました。
胸に優しく刺さる漫画です。
Contents
簡単なあらすじ・説明
お笑い芸人の矢部太郎さんは大家さんの家の二階を間借りしています。
大家さんはとても状hんな物腰で挨拶は「ごきげんよう」。
絵を描くのが好きなお笑い芸人・矢部太郎さんと伊勢丹とNHKと羽生結弦君好きな大家さんとの優しい日々が描かれた漫画です。
『大家さんと僕 これから』の感想
大家さんとのエピソード満載でお別れまで描かれていました。
途中途中、特にのちゃんとのやりとりとかくすくす笑えるページが多くて楽しんで読めました。
でも大家さんとのお別れが近づいている雰囲気がだんだん感じられてしまって辛かった。
今までの『大家さんと僕』シリーズも追ってきてその温かさで会ったことのない大家さんですが私の身近にいた人のような感覚になってしまって。
個人的にも今年祖母が亡くなっているので色んな気持ちがこみ上げてきました。
矢部さんにとって大家さんとの日々がとても大切な日々だったことが伝わってきていい本だって思えました。逆に今の時期に読んでよかったです!
人との繋がりで悲しくなるようなニュースが溢れていますが、ずっと忘れずに大切にしたくなるような人との繋がりだって絶対沢山ありますよね。
それはきっと自分次第だと思うので日々大切に生きていきたいと思いました。
矢部さんの人柄を見習って。
終わりに
シリーズ全て読みましたがいい漫画でした。
誰もがもてる物語ではなくて矢部太郎さんや大家さんの人柄があって繋がった縁だと思います。
こういう繋がりを生み出せる人柄は素敵。
いい本に出会えてしみじみ。