村上春樹さんのデビュー作!
先日、宮部みゆきさんの小説を読んで、今、また別の作家の小説を読んでいるのですが、全く別の方向の面白さを感じていて驚きつつ、嬉しいと感じています。
文章の魅力とは何だろうと考えた時に浮かんできたのが村上春樹さんです。
日本の中で最も有名な作家と言っても言い過ぎではないでしょう。
それでも村上春樹さんの作品を好きだという人とあまり好きではないという人は私の今までの経験からするとわりにはっきりと分かれます。
でもハマる人は私のようにとことんハマる中毒性のようなものがある文章です。
そんな村上春樹さんの原点ともいうべきデビュー作を紹介します。
Contents
簡単なあらすじ・説明
1970年夏、僕が海辺の街に帰省した期間の話です。
友人の鼠とビールを飲んで、介抱した女の子と過ごして、ラジオが鳴っていて、少し昔を思い出したり、これからを考えたり、退屈だったりしながら日々が流れていきます。
短めの場面が積み重なってほろ苦いような青春の一片が描かれた村上春樹さんのデビュー作です。
風の歌を聴けの感想
村上春樹についてはお勧めしたい作品がたくさんあります。
『海辺のカフカ』『スプートニクの恋人』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』あたりが世界観も素敵で面白いし勧めやすいです。
根気強く読んでいくといつのまにかどっぷりはまれるのは『1Q84』『ねじまき鳥クロニクル』とか。他にも色々。
いくらでも語ってしまいそうなのでとりあえず置いておいて。
上記した話に比べると『風の歌を聴け』は劇的に何かが起こるわけでもなく、舞台が私が生まれる前の結構前の話だから世界観とか会話に出てくる歌手もよく分からなかったりします。
でも村上春樹作品の中で私が一番回数を読んでいる作品です。
キザっぽい会話の雰囲気とか好みは分かれるでしょうけど、いつまでも受身で何気なく日々を受け入れる僕の雰囲気が新鮮でするすると頭の中に入ってきました。
はっきりしないしょうもなく感じてしまう主人公ですが笑
ちなみに同じ世界観の『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』と作品が続き、初期三部作と言われています。
続けて読み終わる頃には村上春樹の雰囲気にはまってるかも。
分量少なく読みやすいので、例えばどこか旅行に行った時とか軽い気持ちで読んでみるとその雰囲気に浸れるのではと思います。
ちなみに細かく場面分けされているんですが私は7の場面の文章がとっても好きです。医者と幼い僕のやりとりです。
村上春樹の文章には中毒性があるんだと思います。ハルキストって言葉がニュースに流れるくらいだし。
文章に中毒性を感じるほどの魅力があるってすごい。
終わりに
ノーベル文学賞の発表前にはハルキストと言われる村上春樹ファンが喫茶店とかに集まって作品を読んで待つのが恒例のようです。
テレビニュースで報道されているのを観たことがあります。
そこまで注目される作家ってすごいですよね。
翻訳やエッセイなども多数出されていて新作の小説となるとしばらく読んではいないのですが、またいつか村上春樹の世界にどっぷりと浸かれることを楽しみにしています。