漫画

益田ミリ『わたしを支えるもの すーちゃんの人生』感想

累計70万部突破のベストセラー「すーちゃん」シリーズ最新刊!

40歳一人暮らしのすーちゃんの日常が穏やかに綴られています。

穏やかさの中に家族や友人と会って話をしたり、ほのかな恋心を覚えたり、ささやかな変化を本当に素直な気持ちで迎えているすーちゃんを見ているとじんわり元気が湧いてきます。

「シリーズ」ではありますがどれから読んでも面白い等身大の漫画です。

簡単な説明

折り返し、なんて、思っていいのだろうか?

森本好子(もりもと よしこ)、本日、40歳になってしまいました。マジかー。

40歳一人暮らし。すーちゃんの日々が綴られた漫画です。

世界は美しく、わたしは生きている。

わたしを支えるもの すーちゃんの人生の感想

静かな空気が流れている漫画です。

でも描かれていることは身近に感じられることばかりで「あー、そうだなぁ」と頷きたくなることばかりです。

すーちゃんは自分と対話して人生を進めています。誰だって何かを考えている時、自分自身と対話して答えを出すと思うのですがその対話に毒がなくて率直で何か心に変化がある度に自分自身にも響いてじわじわ元気がもらえるのです。

お父さんとの別れとか妻子持ちで昔好きだった男性がぐっと近づくなどの出来事があっても誠実に自分自身と向き合って受け止めて前を向く姿が、

「こうありたい」

と思える姿でした。

〇〇になってしまったという考えではなくて、〇〇になろうという考え方とても好きです。

変化があって、受け止めて、プラスされることとマイナスされることを組み立てて、強さに変わっていく素敵な一冊でした。

読み終わって感じる個人的な〇〇

私は36歳なのですが感じていることには近いところがいくつもありました。

私は周囲がちょっと落ち着き始めているのを感じます。

結婚して子どものいる友人の方が多くなってきていることもあるし、もう離婚をしている人も、さらに再婚している人もいます。

SNSのアイコンは子どもの写真で溢れ、今までよりもなんかほのぼの見ている自分に気づきます。

家族からも今までは私の今後の結婚への展望話に興味津々だった時期を乗り越え、そういう話は弟に移っていきました。

この前も法事で親族で集まった時に

「〇〇(私の本名)はしっかりしすぎているから結婚できないんだよ」と言われ、

いや、しっかりしてる方が結婚近いだろ。

と思いながらとりあえずうんうん頷いていました。

でも、この漫画を読んでいて改めて感じるのは自分自身と対話して前向きになれる能力が私にもあるなーなんて感じました。

ぐいぐいと突き詰めて積み重ねていく部分とこの漫画のように穏やかさの中に暮らしている世界の中で美しさを見つけて心地よく感じられる部分、両方欲しいと私は思っています。

ABOUT ME
一蔵とけい
一蔵とけい
社会人の本好きです。現在、知的障害者の支援施設で働いています。 小説を読むことも書くことも大好きです。読書をもっと楽しむための雑記ブログを作りたいという気持ちで立ち上げました。

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