Jユースの世界に光を当てた、新しいサッカー漫画の18巻!
Jユースの舞台というのが新鮮! 興味深い!
新しい世界を熱い場面で切り開いたサッカー漫画です。
前巻の感想記事はこちら。
アオアシの簡単な内容紹介
2017年マンガ大賞第4位作品。
スピリッツで連載中です。
愛媛県の公立中学の弱小サッカー部の青井葦人はユースチームの監督福田に見いだされユースのセレクションを受けることになります。
粗削りながら強烈なサッカーの才能を秘めている葦人ですがまっすぐすぎる性格が災いして大きな挫折を経験していきます。
試合だけではなくて、Jユースチームのチームメイト、監督、コーチ、家族など周りの環境が描かれ、奮闘する少年の姿が熱いサッカー漫画です。
(18巻についての説明はネタバレ部分に記載します)
ここからネタバレ注意!
『アオアシ』18巻の感想(ネタバレあり)
分岐点となる試合が始まります。プレミアリーグで首位を争う船橋学院との試合が開幕です。
引退すると宣言した平に「もう一度サッカーと向き合ってほしい」と願うエスペリオンの面々は平を出場させるためになんとしてでも点差を広げようと意気込んでいます。
また、この試合で「攻守コンプリート」を達成しようとするアシトは、並々ならぬ覚悟を持って試合に臨んでいます。
相手は超高校級FWを要する強豪校です。
運命の試合が開幕です。
熱くて洗練されたサッカー漫画です。
特にこの18巻はサッカーのシステムの凄さをよく感じました。
プレスの掛け方や5レーンの考え方など、緻密な連携で組み立てられるサッカーは芸術のような感じさえします。
実際の試合を見ては気づけないくらいの目と頭しか私にはありません。でもきっと実際の試合でも監督が導くチームの方向性の中で選手は考えてポジションチェンジをしてマークをずらしたり、連携をとって斜めに動いてみたり、たくさんの連動があるのでしょうね。
アシトの才能もこの年代トップレベルで開花しつつあります。
アオアシのキャラクターの表情が好きです。
夢中で少しとんでしまっているような目が異常で、でもかっこいい。
まだアシトのに何が見えているのかはっきり分からない部分もあります。
このまま「かかりすぎて」いることで終わってしまうのか、ここからさらに突き抜けることができるのか、注目です。
終わりに
私は中学時代にサッカー部だったのですがこの百分の一も頭を使えていませんでした。
今とかこれからが全てで過去に戻りたいと思うことはほとんどないのですが、サッカーを思い切りやってみたくなることはあります。
こういうサッカー漫画を読むとそんな気分になります。というか面白いサッカー漫画増えすぎ問題(笑)