ジャイキリ53巻の感想です。
監督が主役ということで注目を集めたジャイキリももう53巻!
日本代表編で今巻から日本対オーストラリア!
Jリーグでも対戦したマクレガーも登場していつも通り濃いキャラと熱い戦いが繰り広げられています。
GIANT KILLINGの簡単な内容説明
達海猛・35歳はイングランド帰りのサッカー監督です。
大物狂いの大番狂わせ=GIANT KILLINGが好物!
東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が意表をつく戦略とカリスマ性で選手やスタッフ、サポーターに力を与えながら突き進んでいくサッカー漫画です。
ここからネタバレ注意!
『GIANT KILLING 53』の感想
GIANT KILLING 53巻の内容紹介
アジアカップ連覇を目指す日本代表の次なる対戦相手はオーストラリア。
ヨーロッパでプレーする選手を抱え、強靭なフィジカルを武器にする強豪国だ。UAE戦で決勝点を決めた椿、同じく五輪代表の窪田、エースの花森の3人は好調なまま大一番を迎えます。
いよいよ強豪国オーストラリア戦です。
実際のサッカー日本代表とオーストラリア代表との戦績は過去24回の対戦で9勝9分6敗(PK戦はFIFAの公式記録上引き分けになります)!
アジア・オセアニア地域の中でしのぎを削るライバル国と言えるでしょう。
内容紹介にも書きましたがヨーロッパでプレーする選手も多く、漫画の中の監督の言葉を借りると、
オーストラリアがアジアカップに出場しているのはあくまでサッカー協会がアジアに加盟しているからに過ぎない。
言うまでもなく我々はアジアの人間ではない。それはフィジカルの面でもそう。
そして
お前達の多くがヨーロッパでプレーしているという意味でもサッカーの経験値がまるで違う。
ということ。オールトラリア監督は「我々はアジアであってアジアではない唯一無二の国オーストラリア」と語っています。
色々な見方はあると思いますが他のアジア諸国と比べると雰囲気が違う強さを持った国というのは分かります。
53巻でも強いオーストラリアがよく描かれています。そしてキャラが濃い。
特にマクレガー!サッカーではなく軍隊にいるかのようなセリフの数々……ツボです!
オーストラリアが1点返した場面、
「特殊部隊の如く…相手エリアに侵入した自分の存在を見逃さず…狙撃手として最高の仕事をしてくれた。無事に故郷に帰れたらバーボンを奢らせてくれ」
「もういいよ!お前の褒め方いまいちグッとこないんだよ!」
意味が分からない面白さ!
日本を応援しながらマクレガーの言葉を探してしまう自分がいました。
ともあれ、二点入れてから追いつかれるという展開。
ワールドカップでの実際のゲームでもありました。この嫌な感じ。これからどうなるのでしょうか。
椿と窪と花森のトリオも面白いですね。達海さんはテレビを観ながら完全な解説ポジション。
今は椿のさらなる活躍を願って今後の展開も楽しみです。マクレガーの活躍も。
終わりに
今、実際の日本代表の試合も久保さんの加入など話題性ありますよね。
だから日本代表の話というのもタイムリーで面白く読んでいます。
53巻まできたというのが驚きですが、30巻で達海が選手としてミニゲーム戦に混ざるシーンでがあってから私にとって特別な漫画になりました。
漫画内の選手やスタッフ、コーチ陣に力を与えるだけでなく、読者にも力を与えるような魅力のある漫画です。
同じく綱本将也さん原案のこの漫画もいかがでしょうか。