ドラマ化されて大注目を集めている『凪のお暇』原作漫画の第6巻です。
現在、特設サイトもたてられています。
月刊誌「エレガンスイブ」で大好評連載中です。
ドラマの最終回目前にして、漫画はまだまだ波乱万丈まっしぐらです。
Contents
簡単な作品の説明
いつも場の空気を読むのに必死で、「わかるー」が口癖の大島凪28歳。
ある日、元カレの一言がきっかけでついに過呼吸をおこして倒れてしまい…?
こんな私をやり直し。大島凪28歳の人生リセット物語です。
ここからネタバレ注意!
凪のお暇⑥の感想(ネタバレ)
~6巻までの簡単な説明~
凪は転職活動に動き出しました。凪の身の回りはというと、凪を見る度に胸がしめつけられるゴン。
そして慎二については後輩・円と大接近していきます。
絡まりもつれる関係はどこに向かうのでしょうか。
このお暇で学んだこと
自分探しってきっと 自分の置き所探しなんだって
そえrを知れたから私は大丈夫
瞳をとじて 私だけのやり方で 胸の沸く未来を目指してく
ありのまま
最終回的ないい言葉も飛び出すこの6巻。
凪が前向きに歩みを進めていく姿はいいですね。
凪は求心力があると思います。ゴンも慎二もですが、読者として読んでいてもいい人だなって思います。
透明な内面が眩しいです。
物語の展開は面白くて目が離せません。
ゴンがどんどん自分の凪への気持ちに気づいていき、慎二は離れて行く。
メッセージアプリからの凪の削除は寂しいですね。でも元彼女を気にし続けるのも変だし、そういう行動が気持ちの整理になることもあります。わかります。
あとは凪にとっての鬼門は母親。
母親は田舎での周りからの目線に病んでいます。そして母親の求心力に昔からやられてしまう凪です。
母親にも母親の苦悩があって、それを無下にはできませんがその重さをうまくかわすことはできるのでしょうか。
最後に現れたのはももぞのさんではなくて、まさかの慎二!
凪のことを完全にふっきったと思いきやの登場。
でも慎二のその前の場面での言葉が刺さりました。
長いこと一緒にいたのに
あいつの親のこととか聞いたことなかったな
一度も
俺は 俺たちはもっと 話すべきことがあったのかもしれない
慎二は1巻を読んでいるとろくでもない人の印象だったのに、ここまで読んでいくとまた見方が変わってきてしまっています。
物語中の登場人物の気持ちが少しずつ変化していって絡まっていく展開が大好きです。
終わりに
慎二についてもゴンについても人たらし的な魅力を持っていて私にとってはまるで異世界の人間です笑
でも凪を中心に人間関係が絡まり合っていく様子は読んでいてどきどき楽しいです。
だんだん面白くなっているような気がする。
母親との関係はディープな場面ですけど、慎二がいることでなんか容量よく乗り切れそうな雰囲気もあってさらにその後の人間模様も含めて、次巻も楽しみです。