小説

中島らも『ガダラの豚』感想【壮大なスケールの冒険小説!】

夏にぴったり! はらはらどきどき冒険小説です。

目が離せない展開の連続で読み終えると自分も冒険したかのような気分に。

長期休みで読書の中でも冒険してみませんか。

90年代の小説ですが今なお多くの人に読まれ続けている唯一無二ともいえる魅力に満ちた作品を紹介します。

簡単なあらすじ・説明

テレビの人気タレント教授大生部はアフリカにおける呪術の研究で業績を示す学者です。

ただし8年前に調査地の東アフリカで長女を亡くしてしまった過去を持っています。

それからアルコール依存性になり、妻の逸美も神経を病み、新興宗教にのめり込んでいます。

1巻は新興宗教にのめり込んだ逸美の奪還を企てる始まりです。2巻、3巻と筋は繋がっていますが、第1部、第2部、第3部といったように内容的に大きく分かれています。

総じて不可思議な出来事と対峙しながら、はらはらドキドキアクション要素も盛り込んだ大生部たちの冒険譚のような話です。

ガダラの豚の感想

スカッとするようなアクションもあれば、不気味な出来事ある。ドラマのTRICKのような話とレビューされているのを目にしました。

私も読み終わってなるほどと思いました。読んでいる最中は古いですがインディジョーンズを思い浮かべていました。

わくわくしながら最後まで目が離せないような話でした。

構成上、ネタバレを抑えながら紹介するのが難しいのですが第2部が特に引き込まれるように一気読みしました。

ケニアの呪術者の村へ行くのですが、現地の描写が生々しくまるで旅しているような気分になりました。

勿論その中に不可思議な出来事や、不吉な夢や予言、アクションがあって話にのめり込みました。

2巻の呪術師バキリとの会話は緊張します。

きっと旅好きな人には2巻は本当に面白く読めるんじゃないかな。

私は特別海外に旅に行った経験ないのですがそれでもとても面白かったです。

キャラクターも個性的で笑ってしまうような描写も多いです。

好きなキャラはやっぱり2巻で登場するムアンギです。

分量としては多めですが考え込むことなく惹きつけてくれて楽しく読むことができました。

終わりに

インスタグラムのフォロワーさんにお薦めしていただき、出会った本です。

ここまで読み応えのある冒険ものを読んだ記憶がなくてとても楽しい読書の時間を過ごしました。

活字でこんな躍動感を感じられることも発見でした。

この夏の時期にぴったりと思いお薦めしました。

なかなか暑い日が続いているので家の中で冒険気分に浸るというのも一つの選択肢ですよね!

ABOUT ME
一蔵とけい
一蔵とけい
社会人の本好きです。現在、知的障害者の支援施設で働いています。 小説を読むことも書くことも大好きです。読書をもっと楽しむための雑記ブログを作りたいという気持ちで立ち上げました。

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