お酒を楽しむことについて。
お酒を飲んで楽しみたい日はあるし、避けられない飲み会もあります。
だからお酒の飲み方については今まで調べ続けてきました。
今回はその調べた中で効果絶大の内容について参考書籍(『酒好き医師が教える最高の飲み方』)と共に紹介します。
Contents
参考書籍『マンガで分かる 酒好き医師が教える最高の飲み方』について
今回の実践情報での参考書籍です。
マンガ版と活字版があります。
お酒のつまみにどんなものを食べると二日酔いや悪酔いし辛くなるのか。
太らない飲み方はどのような飲み方なのか。ワインや日本酒や焼酎、ビール、それぞれのお酒の身体のよさについて。
マンガ版については興味を持てるようなマンガの導入と文章の詳しい説明が交互に載せられています。
悪酔い防止!実践に基づいた飲み方レポート
つまみはあぶらファースト!
悪酔いというのは血中アルコール濃度が急激に上がることで訪れます。
つまり急激に血中アルコール濃度が上がらないような飲み方とつまみを摂取すればいいわけです。
楽しんで飲んで欲しいと思います。だからこそ、簡単に意識できて絶大な効果を発揮するのがこの、
あぶらファースト
です。
アルコールは胃では5%ほどしか吸収されず小腸でほとんどが吸収されます。
すきっ腹でお酒を飲んでしまうとまっすぐアルコールがまっすぐ小腸にたどり着き、血中アルコール濃度が上がり、
悪酔いまっしぐら
になるわけです。
だからこそ、つまみを一緒にすることによってアルコールがしばらく胃にとどまるので小腸でアルコールが吸収されるのが遅くなり
悪酔い防止!
だからつまみは大事です。
美味しいつまみ一緒にお酒を嗜むことは「美味しい!」という楽しみだけではなくて、身体的にお酒を楽しめる時間を長くしてくれる価値あることなのです。
ではどんなつまみが悪酔い防止に適しているのでしょうか。
お酒を飲む時間をルールで堅苦しくしてしまうと本末転倒なので好きなおつまみで飲めばいいと思います。
ただ一つだけ。
油は胃に留まる時間が長いので一緒に飲むアルコールが小腸に届く時間も長くなります。
だから飲みの序盤におつまみの定番であるカルパッチョ、アヒージョなどを食べることはとても悪酔い防止の効果を発揮します。
唐揚げとかポテトフライとかもそういう意味では効果的ですが、肥満の原因にもなるので注意してくださいね。
ちゃんぽんする時は量を意識して!水分摂取のすすめ!
色々なお酒の種類を飲む「ちゃんぽん」は悪酔いの元だという話はよく聞く話です。
これも理由があってちゃんぽんすることで自らのアルコール摂取量の把握が麻痺してしまうことが理由として上げられます。
例えばビールで乾杯して10分で500mlのビールを摂取したと思います。
次に日本酒を頼み、ビールと同じペースで10分で500mlの日本酒を摂取します。
当然、アルコール分の違うお酒なので同じペースで飲んでいてもアルコール分の高い日本酒を飲んでいる時の方が血中アルコール濃度が上がってしまうのです。
ましてやビールは喉越しに魅力を感じている人が多いと思います。一気に近いペースでビールを飲む人がほろ酔いで他のお酒に入り、同じペースで日本酒やワインなどアルコール分の高めのお酒を嗜んだとしたならばそれは、
確実に悪酔いします!
そのことを分かっておくことと、お酒の種類を変える時は必ず、
チェイサー(お水)
を一緒に頼むことが大事です。
お酒と同じ量、水を飲むことだけ意識すればぐっと悪酔いは減りますよ。
それにお酒を飲むと利尿作用が高まるので排尿の回数が増え、脱水症状をおこしがちです。意識的に水分をとることは、
- 胃腸内のアルコール濃度を薄める効果
- 脱水状態防止
と2点の作用があります。
嘔吐は我慢しない。ただ無理に吐くことはNG!
飲んで嘔吐という事態になってしまう場合もあります。
吐きたくなるということは身体の危険を知らせる信号なので我慢しないで吐いたほうがいいです。
ただ無理に吐くことはNGです。
吐くと楽になる経験は私もあります。飲みの最中でトイレへ行き喉に指を突っ込んで吐き、ひたすら飲み続けるという人にも会ったことがあります。
ただそれはNG。
なぜかというと吐こうという信号を感じて吐く場合は唾液が多く分泌されて食道を守った状態での嘔吐となります。
ただ指を突っ込んで吐く行為は唾液の分泌が不十分な状態で吐くわけで胃酸などによって食道を傷つけてしまう恐れがあります。
お酒を飲むことで大きなダメージを負ってしまっては楽しむどころではないので気を付けてくださいね!
終わりに
私は毎日晩酌する習慣はありませんがお酒は好きで休前日家で飲んだり、友人と飲み会にも楽しみに行きます。
でも翌日のことはいつも気にしてしまいます。
正しい知識としてお酒のことを知ると自己管理もしやすくなるなぁと読んで感じました。
どんな仕組みで悪酔いするのかということや、逆にお酒の身体のいい部分を知ることでより楽しく飲めると感じています。
今回の参考書籍もこんなに読みやすいとありがたいですね!
私の中で実践して有難いと思う内容を紹介しましたがさらにそれを深めて教えてくれる『酒好き医師が教える最高の飲み方』、おすすめです。
もし二日酔いや悪酔いが怖い私のような方がいましたら、本当に読みやすく知識を得られるのでどうでしょうか。
また書籍の中ではアルツハイマーや認知症予防につながるお酒について書かれていた知識はとても興味深かったです。
悪酔い防止してお酒を飲める時間をさらに楽しくしてもらえたらと思います!