JAM、YUKI

YUKI『Girly★Rock』感想【JUDY AND MARY・YUKI、エッセイ】

先日、神奈川県民ホールでYUKIのコンサートへ行ってきました!

ニューアルバム「forme」のツアーです。

大体2年くらいの周期でアルバムが発売されてツアーがあって何とかチケットをとってそれに参加するというのが私にとっての大きな楽しみの一つです。

20年以上、JAM(JUDY AND MARY)、YUKIを追いかけてきたのでいつの間にか過去のアルバムを聴くと発売された時の気持ちの楽しかったこととか辛かったことなど様々な感情を思い出して、それこそ思い出アルバムのような、自分の今までの人生と切っても離せないような関係になっています。

コンサートについても毎回思うのですが、「自分てこんな笑い方をしてた!」とか「こういう気持ちを今まで大事にしてきたのにいつの間にか忘れてた!」とか原点に戻るような自分の中で好きだった感覚とか気持ちを思い出してリセットされます。

今回はそんなYUKIのエッセイ『Giry★Rock』を紹介します。

Giryシリーズは何冊もあるのですが、『Giry★Rock』はYUKIの幼少期からJUDY AND MARYとしてデビューするくらいまでが綴られたエッセイです。

YUKIが小さな頃からの写真とライターさん(宇都宮美穂さん、大森克己さん)による小説のような文章で綴られています。

Judy And Maryとは?

日本のロックバンド。1992年結成、1993年にメジャーデビューし、2001年に解散しました。

メンバーは、

  • YUKI(ボーカル)
  • TAKUYA(ギター)
  • 恩田快人(ベース)
  • 五十嵐公太(ドラムス)

の4名です。

「Over Drive」や「そばかす」で爆発的に知名度を上げて「ジュディマリ」の愛称で親しまれました。

『Giry★Rock』の感想

13歳の大晦日の回想から始まり、JAMとしてメジャーデビューするまでを中心に綴られています。

JAM好きでなくても函館に住んでいた学生時代の人間関係やベースの恩ちゃん(恩田快人)に誘われて上京していく話は一人のアーティストの歩んできた道として興味深く読むことができます。

YUKIの詞には人生訓とかではなくて、その時々の気持ちが表現として綴られている気がして音楽に合わせて言葉を噛み締める度に「あー分かる」とか共感と憧れが混じったような気持ちになっていました。

ひとりぼっちのこの街で

ひっそりと息をしている

上等な青空うらはらに

まるで死んだ小鳥のようよ……

(中略)

明日世界が終わっても

歌い続けてみせるから

あきらめきれない夢を

かなえてよ My Darling

(歌詞:YUKI)

デビュー曲「POWER OF LOVE」の歌詞です。この本でも引用されています。

私がJAMを聴き始めた当時、もう3rdアルバムまで出ていたのでアルバムを借りるなり買うなりすればよかったのに、なぜか中古CDで細長いシングルを一枚ずつ集めていました。

この曲の最後が泣いているような声に聴こえてせまってくるんです!

強い気持ちが伝わってくるような歌詞と歌に、中学生くらいの私はやられていました。

私は異性なのですがそれでもJAMの音楽や歌詞を何かに向かっていく強さに変えながら過ごせていけました。

『Giry★Rock』を読むとその力のルーツを知ることができます。

やりたいこと、音楽、恋愛、友人などの人間関係、上京して就職した先でのうまくいかなかったことなど、苦労話というよりは揺れ動かない軸となっている強い気持ちを感じることができます。

そういう確固たる自分というのを持つことは大切ですよね!

『Giry★Rock』の感想まとめ

『Giry★Rock』ではデビューまでが中心なのでバンドメンバーの話は恩ちゃん以外ほとんど出てきません。

だからこそ、一人の人間の生き方を感じることができての面白さがあります。

写真も幼少期からデビューくらいまでの写真が多く載せられていてファンとしても面白い!

まだこの先の話もGiryシリーズとして続いていきます。

大好きなエッセイとして紹介しました。

ABOUT ME
一蔵とけい
一蔵とけい
社会人の本好きです。現在、知的障害者の支援施設で働いています。 小説を読むことも書くことも大好きです。読書をもっと楽しむための雑記ブログを作りたいという気持ちで立ち上げました。

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